2日は朝から本気で暴風雪でした。「玄関ドアが開かず外へ出れません」。清掃パートさんから欠勤の連絡が来ました。
ボイラー担当のYさんは横殴りの雪の中、雪を漕いでやって来て「今日も風呂沸かすのか?!」と怒ったように問いただします。
「来るかもしれないからね」「誰も来ないべや、こんな日和に!」
「どうしよう?」「あんたさんの気持ちひとつだ」
「やろう」「やるってかっ!」(怒ってるじゃん…)
「誰も来ないかな?」「あんたさんの気持ちだ」
「やろう」「わかった。でも、今日は俺は風呂に入らんで早く帰るよ。じゃないと家に帰れんくなる」
いつものようにお湯が沸いて、いつものようにのれんを掛けると何だか外の天気がうそのようにほっとして静かな気持ちになっていきます。
結局、ボイラーマンさんもゆっくり入って頬を紅にして長椅子でお茶を飲んでいます。
そうしていると、いつものようにニコニコしながらお客様がやってきます。
「こんな日に開ける方も開ける方だけど…」「来る方も来る方だねぇ」あっはっは
この日は、道北・道東のあちこちで雪による交通障害が発生し中頓別町も陸の孤島化していました。
でも、吹雪が好きな(?)お客様の気持ちもわかってきました。
圧倒的な自然の脅威を前に、人と人とがとても近く感じるのです。
風の音を聴きながら待つしかない時を、遠い昔から継承している私たち。
この夜、黄金湯のお客様は9名。
大変な状況の中、9人もお客様が来たとは・・・。黄金湯を開けておいて本当に良かったですね。
ふじともさん
いつもコメントありがとうございます!
多分あなたが中頓別町にお住みだったら、間違いなく10人目のお客様でしょう。そんな「仲間臭」がします。
あの大雪の中、店を開けるなんてプロ根性を感じます!!。これからも自然環境に負けないように頑張ってください(笑)。
黒ヴェルさん
いつもながら応援、大変心強く感じています。ありがとうございます!
「引き返す勇気も大事」だと思いつつ、少なくとも自然環境には負けないつもりです。え?何に負けるかって?
老衰か漏水かな…
そんな寒い中、来てくれた
お客さんは、体が冷えているから、
きっと、お湯に、入った時、、気持ち良すぎて
あ~~極楽だ~と、思ったでしょうね
冷え性のリズさん
いつもコメントありがとうございます!
頑固な冷え性の皆さんにも黄金湯は大いに喜ばれています。
毎週土曜日の変り湯が人気ですが4月から毎週水曜日(定休湯前日)に変更になります。チェックしてお越しくださいませ。
以上、返信を利用してのコマーシャルでした!!
あの暴風雪でも開けたのですか?
凄いですね。
大阪は春の訪れで花粉や黄砂に加えて今年はMP2.5とか言うややこしい物まで飛んできて目鼻が痒く鼻水ダラダラです(困;
hhisapapa@ひさのぶさん
遠くからコメントを送ってくださっておおきに!
どんな暴風雪でも営業する非常識な銭湯
そしてそれを支える地域の無法者、じゃなかった、お客様
結構「売り」になる気がします…